伝説のマウスたち…!「ZOWIE DWシリーズ」全比較レビュー

こんにちは!c1trusです。

今回はBenQ ZOWIEブランドのゲーミングマウス、
「ZOWIE DWシリーズ」を全種レビューしていきます。
多くフォロワーや後発のゲーミングマウス市場に大きな影響をもたらし、
今日に至るまで愛され続ける名形状を生み出してきたZOWIE。
最新のスペック、ワイヤレスに進化しているDWシリーズを、
細かく見ていきたいと思います!
※レビューにあたりBenQ Japan様から商品をご提供いただきました。
DWシリーズのラインナップと概要
| 項目 | ZA13-DW | S2-DW | FK2-DW | U2-DW |
|---|---|---|---|---|
| 特徴 | 正確なフリックを実現 | 縦軸に強い操作性 | 柔軟な動きが可能に | 素早い動作に対応 |
| DPI | 400 / 800 / 1000 / 1200 / 1600 / 3200 | 400 / 800 / 1000 / 1200 / 1600 / 3200 | 400 / 800 / 1000 / 1200 / 1600 / 3200 | 400 / 800 / 1000 / 1200 / 1600 / 3200 |
| USB | USB 2.0 / 3.0 Plug & Play | USB 2.0 / 3.0 Plug & Play | USB 2.0 / 3.0 Plug & Play | USB 2.0 / 3.0 Plug & Play |
| ボタン数 | 7 ボタン | 7 ボタン | 7 ボタン | 7 ボタン |
| ポーリングレート | 125 / 500 / 1000 / 2000 / 4000 Hz | 125 / 500 / 1000 / 2000 / 4000 Hz | 125 / 500 / 1000 / 2000 / 4000 Hz | 125 / 500 / 1000 / 2000 / 4000 Hz |
| サイズ (L/W/H) | Small: 121.7 / 57 / 40.2 mm | Small: 120 / 59 / 38.1 mm | Medium: 125.1 / 58.8 / 36.4 mm | Medium: 123.3 / 58.4 / 38.1 mm |
| 重量 | 65g | 65g | 65g | 60g |
| デザイン | 左右対称(右利き用) | 左右対称(右利き用) | 左右対称(右利き用) | 左右対称(右利き用) |
| ホイール | 24ステップ | 24ステップ | 24ステップ | 24ステップ |
| レスポンス | 高速 / ノーマル | 高速 / ノーマル | 高速 / ノーマル | 高速 / ノーマル |
| バッテリー | 80h(1000Hz) / 30h(2000Hz) / 24h(4000Hz) | 80h(1000Hz) / 30h(2000Hz) / 24h(4000Hz) | 80h(1000Hz) / 30h(2000Hz) / 24h(4000Hz) | 80h(1000Hz) / 30h(2000Hz) / 24h(4000Hz) |
| 項目 | EC1-DW | EC2-DW | EC3-DW |
|---|---|---|---|
| 特徴 | 高速な水平移動をサポート | 高速な水平移動をサポート | 高速な水平移動をサポート |
| DPI | 400 / 800 / 1000 / 1200 / 1600 / 3200 | 400 / 800 / 1000 / 1200 / 1600 / 3200 | 400 / 800 / 1000 / 1200 / 1600 / 3200 |
| USB | USB 2.0 / 3.0 Plug & Play | USB 2.0 / 3.0 Plug & Play | USB 2.0 / 3.0 Plug & Play |
| ボタン数 | 7 ボタン | 7 ボタン | 7 ボタン |
| ポーリングレート | 125 / 500 / 1000 / 2000 / 4000 Hz | 125 / 500 / 1000 / 2000 / 4000 Hz | 125 / 500 / 1000 / 2000 / 4000 Hz |
| サイズ (L/W/H) | Large: 129.4 / 64.2 / 42.3 mm | Medium: 123 / 60.8 / 42.1 mm | Small: 118.4 / 60.5 / 41.1 mm |
| 重量 | 63g | 60g | 59g |
| デザイン | 左右非対称(右利き用) | 左右非対称(右利き用) | 左右非対称(右利き用) |
| ホイール | 24ステップ | 24ステップ | 24ステップ |
| レスポンス | 高速 / ノーマル | 高速 / ノーマル | 高速 / ノーマル |
| バッテリー | 80h(1000Hz) / 30h(2000Hz) / 24h(4000Hz) | 80h(1000Hz) / 30h(2000Hz) / 24h(4000Hz) | 80h(1000Hz) / 30h(2000Hz) / 24h(4000Hz |
「ZA13-DW」「FK2-DW」「S2-DW」「U2-DW」「EC1/2/3-DW」の
合計7種がラインナップされています。
往年の形状はそのままに、ポーリングレートは4000Hzまで対応。
ZOWIEゲーミングマウス共通のプラグ&プレイにもちろん対応しており、
ソフトウェアレスでマウスの各種設定変更が可能です。
また充電ステーション兼レシーバーになる、
エンハンストワイヤレスレシーバーも健在。
各モデルの形状
ZA13-DW

サイズは121.7 x 57 x 40.2 mmで、
スモールからミディアムに分類できる、左右対称ゲーミングマウスです。
かぶせ or つかみ持ちに適した形状で、
左右のクビレと後方の大きく高めのコブが非常に特徴的な形状です。


手のひら全面へのフイット感がとても強く、
左右のクビレにピッタリとつかむ指がホールドされます。

そのため非常にマウスのグリップ感と操作の安定感があるため、
フリックショットの精度と安定性が向上するのを実感できます。
逆に指先でのちょっとした微調整は、ホールド感が強く、
俊敏性とコントロール性に少し欠ける印象です。


そのためタクティカルシューター系などで、フリックショットを多用するプレイヤーに向いている形状だと思います。
FK2-DW

サイズは125.1 x 58.8 x 36.4 mmで、
ミディアムからラージに分類できる、左右対称ゲーミングマウスです。
つまみ持ちに適した形状で、
左右の適度なクビレと全体的な背の低さが特徴的な形状です。


縦のサイズ感は大きめですが、左右のクビレから先端が細めで、
手のひらへの圧迫感のない背面で、指の細かい動きに対する追従性が良いです。

マイクロフリックやトラッキングの敏捷性が高いですが、
ホールド感のある形状ではないので、視線やフリックの安定性は他に比べると低いです。



どんなタイトルのプレイヤーでもマッチする形状だと思いますが、
エイムのスタイルは少々選ぶかも。
S2-DW

サイズは123.3 x 58.4 x 38.1 mmで、
スモールからミディアムに分類できる、左右対称ゲーミングマウスです。
深めのつかみ持ちに適した形状で、縦が短めなのと、
サイドのカーブと少し角度のある逆ハが特徴的な形状です。


サイドのカーブと逆ハがつかみ持ちのホールド感を向上させ、
指先でのコントロール性、俊敏性があります。

おしりは高いわけではないですが、後ろまで高さが残る形状のため、
手のひらの中央から下部分にかけてのホールド感があり、
ZAほどではないですが、ある程度の安定性もあります。



つかみ持ちながら指先での制御感もあるので、
トラッキング主体のタイトルに向いた操作性を持つ形状です。
U2-DW

サイズは121.7 x 58.4 x 31.8 mmで、
ミディアムに分類できる、左右対称ゲーミングマウスです。
浅めのつかみ持ちに適した形状で、後ろのサイドボタンぐらいの位置に
左右大きめのクビレがあり、少し角度のある逆ハが特徴的。


くびれの位置でつかみ持ちすると、小指と薬指の付け根下あたりが
ちょうど本体後部にフィットしホールドされるため安定性もあります。

人差し指と親指側及び手のひらの左半分に余裕がある形状かつ、
指先側も細めの形状となっており、指先での上下左右調整が俊敏に無理なく行えます。



どんなタイトルでもマッチしやすい操作性で、
幅広いプレイヤーが使用できると思います。
EC1/EC2/EC3-DW

サイズ感は以下の通り。
- EC1 129.4 x 64.2 x 42.3mm
- EC2 123.0 x 60.8 x 42.1mm
- EC3 118.4 x 60.5 x 41.1mm
唯一ラージからスモールまで全サイズ展開のある、
左右非対称なエルゴノミクスマウスとなっています。
かぶせ持ちに適した形状となっており、
左サイドは適度なクビレとホールドしやすい緩い逆ハの字、
右サイドは指が沿いやすいなだらかなカーブが特徴的です。


左サイドのクビレの位置で持つと、
逆ハの字も相まって持ち上げるようなシーンでも
バランスの崩れないホールド感があります。

本体右側に向かってのなだらかな傾斜が手のひら全体にフィットし、
非常に脱力しながらもホールド感と安定性を生み出してくれます。
左右の視点移動の速さや水平の安定性は高く、
振り向きやフリックなどのシーンでもヘッドラインを崩しにくいです。
ただ指や手のひらの空間に余裕のある形状ではないので、
指先での微調整や上下の調整が苦手という側面があります。


やはり水平移動の高速性や安定性を考えると、
EC系はタクティカルシューター向きだと感じます。
本体重量
シリーズによりますが、
本体重量は59g – 65gとなっています。
堅牢で競技シーンでも長く使えるマウスと考えると、
最近の軽量化スタンスに乗らないのは好感が持てます。

個人的な考えですが、マウスの形状やマウスのサイズ感、持ち方にあった適切な重量感があると思っています。
操作の安定性の観点から全てを軽くすればいいというのはミスだと考えています。
昨今の主流は50g台が多いので、
持ち替えた時に65gは流石に少し重たいなとは感じます。
60g付近であれば他のユーザも乗り換えやすく、
安定性も維持できるかなとは思います。
シェル・コーティング

全てにおいて非常に堅牢なボディとなっています。
穴はありませんし、底面以外は強く押してもたわむようなことはありません。
※底面に一極集中の力がかかるシーンはほぼないと思うので無問題だと思います。
ガタつきなども感じませんし、建付けは非常によく感じます。
コーティングですが、絶妙なサラサラ感はありながらも滑りにくくなっています。
グリップテープ無しで問題ない質感です。
ただ皮脂汚れは非常に気になりますね。
結構目立つので、定期的にお掃除してあげることをオススメします。
メインボタン、サイドボタン、ホイール

メインボタン、サイドボタンはメカニカルで、
ホイールは光学式が採用されています。
メインボタンはプリトラベルはほぼなく、ポストは少しだけ沈む印象。
歯切れの良い音でクリック感のあるスイッチとなっています。

サイドボタンもほぼプリトラベルはなく、ポストも沈み込みすぎず、
フワッとグニャッとした感じはなく、剛性を感じます。
クリックも歯切れの良い音と感触で、扱いやすい感触です。

ホイールは24段階のスクロールホイールで、
歯切れの良い大きめのノッチ感で操作しやすく、ガタつきなども感じません。
スクロールの重さ、ホイールクリックの重さは標準的。

クリックやホイールの感触や質は良いと思います。
ただシリーズ差か個体差か定かではありませんが、
メインクリックの重さが微妙にズレていたり、
ホイールの硬さや音がズレているのは少し気になりました。
エンハンストワイヤレスレシーバー


通常のUSBドングルと合わせて、エンハンストワイヤレスレシーバーも付属。
ワイヤレス信号の安定性を向上し、
電波干渉に起因のフレームレート低下やカクつきなどを抑えてくれます。
また充電スタンドにもなっており、マウスを置くだけで充電もできるので、
所定の位置に戻すだけで充電忘れから解放されます。
このレシーバーの前ではバッテリー持ちの話は無力。
20-30時間ぶっ続けでゲームするなら別ですが…。

はじめはでけぇレシーバー邪魔だな…と思っていましたし、
そう思ってる人も結構多いとは思います。
ただマウス収納位置が定まってデスクもキレイですし、充電が切れることもほぼ無縁なので、快適性は非常に高いなと感じます!
ケーブルの抜き差しがないのがでかい。
接続が途切れるようなことも無いですね!
ただエンハンストレシーバー1台につき、マウス1台の紐付きであることには注意。
ZOWIE DWシリーズのマウスを複数運用する場合には、
その都度レシーバーを入れ替える必要があり充電の恩恵も受けにくいです。
※一応こちらに記載がある通り、別のDWマウスをレシーバーにペアリングすることは可能ですが、1台で複数台同時運用は不可です。

複数台運用する人のほうが少ないとは思いますが…
一般ゲーマー目線だと複数マウス運用できると良かったなと思わなくもないです。
マウス設定
DWシリーズはドライバ無しのプラグ&プレイ対応です。
基本的に設定変更は物理ボタンで行います。
ZOWIEのホームページに詳しく記載されておりますので、
ここでは該当するリンクを案内させていただきます。
DPI/ポーリングレート
裏面のボタンで変更可能。
DPIは400/800/1000/1200/1600/3200の6段階。
ポーリングレートは、125/500/1000/2000/4000の5段階です。
2000Hz/4000Hzはエンハンストワイヤレスレシーバーのみ対応となります。
LOD
低・中・高の3段階です。
コンビネーションキーを利用しながら設定変更することになります。
PAW3950センサーなので、
0.7mm/1mm/2mmの3段階ですね。
クリック応答時間
高速と標準の2段階で変更が可能です。

クリック応答時間高のときの遅延は、
ヘッドショット判定出るのが早いのを体感で多少感じます。
パフォーマンスモード/モーションシンク
付属のマニュアルもしくはPDFで確認できます。
パフォーマンスモードを有効にすると、トラッキングの反応が向上します。
モーションシンクをONにすると、
非同期によるカーソル位置のズレが少なくなりますが、
遅延が大きくなります。

競技ユーザ目線だとやはり物理ボタンでの変更は便利だと思いますし、あるべきものだと思います。
一方で、一般的なユーザ目線だとUIで確認変更できる方が色んな面でも楽だと感じます。組み合わせキーなどを覚えておくのもハードルが高いのかなと思ったりはします。
ファームウェア

こちらからドングルやレシーバー、マウスのアップデートツールがDLできます。
機能追加やバグ修正などが定期的に行われていますので、
こまめに確認するようにしましょう。

少なくとも初回使用時は必ず…!
さいごに

今回はZOWIE DWシリーズ全種をレビューしました。

競技シーンでの利用を1番に考えられた設計で、
堅牢で安定性が高いマウスと言う印象が強いです。
また色んなシーンや持ち方に適するようなマウスが揃っており、
どれか一つは自分に合う形が見つかると思います。
長年ZOWIEが生み出した形状のフォロワーが、
生み出されていることからも、優秀な形状であることが伺えます。
ただ競技シーンを見据えた設計故に、一般的なシーンでは少しユーテリティや
重量面などで不便や不満がでることは考えられます。
またスイッチやホイールの重さや感触に個体差が見られるのが
少し気になるかなと言ったところ。
設計思想を知り、どういうマウスかを知ったうえで、
ぜひZOWIEの思想が詰まったマウスを体験してみてください。
では!
各種リンク
製品ページ
ZOWIEマウス選び補助ツール
https://zowie.benq.com/ja-jp/mouse/help-me-choose.html

