ワイヤレスで軽量なコンデンサマイク!「EJoy Uni Pro」使用レビュー

こんにちは、c1trusです!

今回はComica Audioのワイヤレスコンデンサマイク「EJoy Uni Pro」をレビューします。
ホワイト x オレンジのカラーリングがかわいく、ワイヤレス対応、スタンド付き、ミュートボタン、ノイズキャンセリングなど…至れり尽くせりの機能で1万円程度の本機は一体どのような実力を持っているのか、詳しく見ていきましょう。
※レビューにあたりComica Audio様から商品をご提供頂きました。
仕様について

D10Proの時も思いましたが、1万円ほどの価格でこの内容は本当にすごいと思います。
音の比較検証

今回はキーボードの打鍵音を収録して、ノイキャンありなしと他のコンデンサマイクと比較しました。
ノイキャンOFF
コンデンサで感度が高いためホワイトノイズや環境音を感じますが、
ローカットのみでこんな感じの音です。少しハイは強めかも。
ノイズキャンセリング
無しよりも環境音とホワイトノイズが抑制されました。
ノイキャンとちょっとした擦れる音などは消えていますね。
音の傾向は変わってないと感じます。

DiscordやTeamsなどを使用した、ゲームやWebMeetingにおける通話をメインに行う人には十分な音質です!アプリ側のノイズキャンセリングもあるので。
一方で歌ってみたなど高品質に音を収録されたい方はあまり向いていいかも。ゲインを少し上げるとかなりホワイトノイズもでてくるので、D10Proのほうがオススメ。
ワイヤレスについて

Uni Proは付属のtype-cドングルを使用して2.4GHzで無線接続可能です。
この点がこのマイクの価値として一番重要な部分になってきます。
上述の打鍵音収録もワイヤレスで録音、Discordの通話などでも使用してみましたが、非常に安定しています。特に遅延等を大きく感じることもなく、音質の劣化等も通話においては気になりません。
またLED無しで最大50時間のバッテリー持ちなので、長時間ゲームで使用する方でも数日に1回程度の充電でワイヤレス使用できる点も魅力的です。
デスクトップスタンドと合わせると、すぐに取り出して直せたり、どこにでも置いたりできるので、非常に便利です。
また2.4GhzドングルをKVM機能のあるモニターのUSBハブにさしておけば、モニター入力を切り替えるだけで、会社PCと趣味PCでUni Proをワンボタン切り替えでワイヤレス使用できます。

ワイヤレスで遅延がなく、D10 Proに比べてスタンドが軽く移動させやすいのがUni Proの強みですね!
各種ボタンの機能について
前面

真ん中のワイヤレスと波形のボタンを長押しすると、電源ONかつワイヤレスモードになります。短押しするとノイズキャンセリングのオンオフが可能です。
ダイアルは入力音声のモニタリング音量の調整とクリックでミュートが可能です。
ライティングは短押しで数種類のパターンから選択可能です。
電源を切るときはもう一度長押しです。
上面

タッチ式の物理ミュートボタンがあります。
ボタンよりもサッとみゅーとできるのはありがたい。

StreamDeck等でもミュートできるけど、マイクの物理ボタンが一番個人的には使いやすい!
側面

イヤホンジャックがあります。
モニタリング機能を搭載しており、自身の声の返しをすることが可能です。
マイク下のダイヤルでモニタリング音量を調節することができます。


弾き語り配信などをする際の返しなどに利用できますね!
スタンドのオプションについて
今回はワイヤレスの利便性を加味してデスクトップスタンドを選びましたが、
モデルとしては以下の2種類になります。

個人的にはワイヤレスを活かすためにデスクトップ一択!
結論

DiscordやTeamsなどを使用した、ゲームやWebMeetingにおける通話をメインに行う人におすすめのワイヤレスコンデンサマイクです。
ただD10 Proに比べるとコンデンサマイクのため、
環境の要因を受けやすく扱いづらい印象があります。

個人的には通話メインならD10Proを買うと思います。
ただD10 Proに比べるとUni Proはコンパクトで軽く邪魔にならず、
どこにでも動かせるというメリットがあるので、
一概にどちらがいいとは言えないですね。
どちらを買ってもノイキャンありの通話の場面では困らないと思います。

配信や音素材の収録などで、音のクオリティを高めたい場合や、正確な音を収録したいという人は、しっかりしたマイクプリを持ったオーディオインターフェースとコンデンサマイク/ダイナミックマイクを買ったほうが総合的に良いと思います。

