【PR】ラピトリってほんとに効果があるの!?入門者向けベストキーボード「CAROTMAS Mars 68 Pro」


Rabbit0様より磁気ゲーミングキーボード「CARTOMAS Mars 68 Pro」をご提供頂きました!
商品リンク
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本機は珍しいワイヤレスモデルもありますが、現状は有線モデルのみの取り扱いとなっております!
仕様について

国内販売価格7,600円とは思えない、ハイエンドキーボードと遜色ないカタログスペックですね…驚異的…
実際の使用感や性能をじっくり見ていきましょう!
機能について
Webドライバー対応

Webドライバーに対応しており、ここから各種アップデートやキーボードの全設定を変更する事ができます。日本語にも対応しており、設定も明快でヘルプも書いてあるので、初心者の方にも優しい設計となっています。


初回接続してキーボードを選択すると、キーキャリブレーションの画面が表示されます。
スキップもできますが、後で必ずキャリブレーションすることになるので、ここでキャリブレーションしておきましょう!
マグネット設定

アクチュエーションストローク(アクチュエーションポイント)、クイックトリガー(ラピッドトリガー)、デッドゾーンの設定はここで行います。
アクチュエーションストローク(AP)
アクチュエーションポイントのことです。
「どこまで押し込むとキーが反応するか」と認識してください。キーが反応するまでの距離になり、浅ければ浅いほど当然キーの反応は早くなりますが、誤動作の元にもなりますので自分にあった設定を見つけましょう。
Mars68 Proでは0.01mm単位で調整が可能なので、最短では0.01mmとなります。
クイックトリガー(RT)
ラピッドトリガーのことです。
「どれだけ離すとキーの反応がなくなるか」と認識してください。キーが反応しなくなるまでの距離になり、短ければ短いほどキーの入力が早く切れるので、VALORANTなどのストッピングが早くなり有利になります。
ただ機種の検出精度やその他条件で0.01mmなどの極小値に設定すると意図しない入力切れが発生して不利になってしまうことがあります。そのために、後述のデッドゾーンが存在しています。
Mars68 Proでは0.01mm単位で調整が可能なので、最短は0.01mmとなります。

難しい話になりますが、キーの押し込み量がAPを超えている場合で、リリースポイントで入力が切れてから入力がオンになるまでの距離が、Mars68のクイックトリガー感度です。クイックリセット感度は入力が切れるまでの距離です。※連続ラピッドトリガーは対応していなそうです
デッドゾーン
「誤動作を防ぐために、AP/RTの反応しない区間」と認識してください。
トップデッドゾーンは、APに対しての誤動作を防ぐためのものなので、「デッドゾーン設定値+AP設定値」が本当にキーが反応する距離となります。
ボトムデッドゾーンは、RTに対しての誤動作を防ぐためのものなので、「デッドゾーン設定値+RT設定値」が本当にキーの入力が切れる距離となります。
デッドゾーンゼロも可能で、検出精度の高さやスイッチのブレの少なさなど条件が揃っていれば、極小値でも安定して動作させることが可能です。

Mars68 Proは0.01mmRT+デッドゾーンゼロで今のところ動作しているので、設定を突き詰めたい方にもオススメできます!
スイッチの設定

Mars68 Proはホットスワップに対応しており、グループ設定から使用スイッチのプロファイル変更も可能です。
キーキャリブレーション

右上のキーキャリブレーションからキャリブレーションができるので、定期的に行うと安定動作が期待できます。スイッチを変更した場合は必ず行いましょう。

GUIベースでどの設定を調整しているかが分かりやすく、初心者の方でも扱いやすいですね!
ライト効果設定

ライティングのパターン、色、明るさなどを調整することが可能です。
アクション設定

キーリマップ変更、DKS/マクロ/SOCD/Mod-Tap/トグルスイッチなどの設定が可能です。
特定のキーを選択すると以下のような画面が表示されますので、こちらから設定したい項目を選び設定を行いましょう。

DKS

1つのキーでキーストロークに応じて4つの機能を割り当てることが可能です。
浅め歩き、深め走りや、しゃがみ/伏せ、アビリティの使い分けなどを1つのキーの押し込み具合で調節できる機能なので、汎用性が考えられます。
MT(Mod-Tap)

1つのキーで短押しと長押しを利用して2つの機能を実現できる機能です。
タイピング用途では短押しに日本語と英語切り替えを、長押しにAltを割り当てたり、
ゲーミング用途ではShift短押しでアビリティ、長押しでダッシュなど色んなシーンで利用されています。
トグルスイッチ(TGL)
一度押せば押している状態が維持され、再度入力されると切れる機能です。
通常Shiftキーを押しながら走るのを、1回Shiftをタップすると押し続けなくても走りになり、再度Shift入力で歩きに戻せたりします。
SOCD

バインドされたキーが同時に押された時、どちらか一方のみを優先して入力を有効にする(最後入力優先 or 絶対優先)か、または両方とも無効にするか(ニュートラル)を設定できるような機能です。
Mars68Proでは最後入力優先をサポートしており、WootingのSnappy Tappyや各社のSnap-tap、Super-tapと呼ばれる機能と同様になります。
例えば上の写真のように「A」と「D」でSOCDを設定したい場合は、
「A」を選択してSOCD設定画面に入り、「D」を選択して保存しましょう。
通常のキー変更

キーリマップが可能です。

ご自身の好きな配置にキーを割り当てて保存しましょう。

Fnレイヤーを編集したい場合は「Fnレイヤーに切り替えて編集」にチェックを付けましょう。
このキーボードは上の写真の通りFnレイヤーで設定できるキーに制限があり、Fnレイヤーも1つしか存在しません。その点には注意しましょう。
ハードウェアについて
キーキャップ

ダブルショットのPBTで実測値1.7mmの厚さがあり、操作性に優れたキーキャップです。
サラサラしつつも適度にグリップ力があり、長時間使用しても操作しやすいです。
サイド印字がLED透過となるタイプとなっております。
キースイッチ

OKT Amethystスイッチ採用。
押し込んだときのブレは非常に少なく、TTC KOMと同程度か少しブレる程度です。打鍵音は後述の動画で確認できますが、音量は大きめでClacky、ボトムアウトもトップアウトもKOMほどカチャカチャはせず一貫性のある音です。
好みの部分が大きいところになりますが、不快になる音ではないです。軸ブレも少ないのでゲームでの操作性も良好でした。
内部構造・ケース


FR4 Plate -> フォーム -> PCB(ドーターボード直付け) -> ケースフォームとなっており、ケースに基本的なトレイマウントでネジ止めされています。

FR4プレートはちょっと固めのスイッチを安定させる支え、フォームは音を吸収するもの、PCBはキーボードの基盤だと思って貰えれば大丈夫です!
FR4プレート採用かつしっかりネジ止めされており、RT精度を損なわない工夫がされているなと感じます。
またケースのチルトも2段階ついており好みの角度で使用可能です。
良いところばかりではなく、もちろん価格相応な部分もあり、ケースはABS製で決して高級感があるとは言いにくいケースであり、フォームの素材も品質が高いものではないので、ケース内部で反響する音は抑えきれていません。

スタビライザーも少しルブされているように見えますが、可能な方はもう少しルブを追加してあげるとより良い感触になるかと思います。元の状態でも金属音が気になるようなことはありません。
打鍵音
打鍵音を動画でご確認ください。
収録環境はマイクがAT2020、マイクプリはTopping E2x2を使用しております。

いかがでしたでしょうか!?
結論

「ラピッドトリガーって本当に効果があるの?」という方に向けた、
磁気キーボード入門機として非常におすすめできる完成度の高いキーボードです。
上位機種に比べて価格相応の部分はありながらも、性能の高さやキーボードの使いやすさは担保されていて、ハイエンド磁気キーボードを使用している人でも、コレでいいじゃんと納得できるところが多い1台だと感じました。

このレベルのキーボードが約8000円で手に入る時代になりました…!
おまけ



デスクにMars68 Proをセットアップした様子もお届け!シンプルでインテリア馴染みも抜群ですね!

