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COFO Chair Pro 2/AIMChair/シルフィーの3種から学ぶチェアの選び方

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なんか家にオフィスチェア3つあるんですよね…

悲惨

ということで、現在所持している3種のチェアを同等の機能を比較しながら、メリットデメリットを考え、どれを選ぶべきか、チェアをどういった観点で選んでいくべきかを考えて行きましょう。

またAIMChairに関しては今回是非長時間使用比較してみてくださいということで、ご提供頂きました!ありがとうございます…!

座面の高さ

COFO Chair Pro 244-50cm
AIMChair43-53cm
シルフィー42-52cm

実際には座ると座面の沈み込みが発生するので2-3cmマイナスが実効値となると思われる。

日本オフィス家具協会(JOIFA)の推奨値では「適切な椅子の座面の高さ = 身長 × 1/4」と言われているので、日本人に多い150cm-180cmで考えると実効値は37.5cm-45cmとなるので、座面の高さが40cm-48cm程度で調整できるものが望ましいと考えられる。

この値は、実感としてもこれぐらいの値に設定すると太ももの圧迫感がなく、地に足がつく感覚が生まれるので、大きな相違は無いと思われる。この観点からみると3機種とも日本人に多い身長帯で考えるならば適合しており、3機種とも僕(178cm)は座っても違和感がなく調整できる。

座面の長さ

COFO Chair Pro 250-54cm
AIMChair41-45cm
シルフィー41-46cm

ここは膝裏の圧迫感に影響してくるので重要。
身長 × 0.25 ~ 身長 × 0.28 程度が適切と巷で言われている値を参考にすると日本人に多い150cm-180cmであれば大きくとって37.5-50cm程度と考えられる。

COFOのみ50cmを超えてくるので大きいように感じるが、これは大きくランバーサポートが飛び出している構造のためと考えられる。

実効値で考えるのであれば3機種とも範囲におさまっており、多くの人に無理のない構造であると考えられるが、すこしCOFOは大きかもしれないことに留意する必要はあるかも

3機種とも僕(178cm)は座っても違和感がなく調整できる。

座面について

COFO Chair Pro 2メッシュ
AIMChairウレタン
シルフィクッションまたはメッシュ

僕が所持しているものはすべてメッシュで通気性は良い。シルフィー > AIMChair > COFO の順番で素材が固くなっていくが、全台快適性はあるのでお好みの範囲かと。

背中から腰まで全体的に包み込むようなサポート感があるのはAIMChair、シルフィはそのへんの支えが非常に薄く、リクライニングの時しか背中が当たる感覚はない。

COFOについてはランバーサポートに大きく影響を受けるので次項でまとめる。

ランバーサポート

COFO Chair Pro 24段階調整 (前後・角度調整)
AIMChair上下調整
シルフィ上下7段階・前後調整

全機種搭載ではあるが細かな違いはある。

何と言ってもCOFOのランバーサポートがあまりに快適。おしりが前に滑ったり、折れ曲がって腰痛になるタイプの方々には救世主。楽に正しい腰の位置に持っていってくれます。

AIMChairも圧迫感がない程度に背中や腰のフイット感があるので、COFOとは方向性が違うが、快適。

シルフィはランバーサポートがあっても背中と腰の支えが弱く、僕の場合はおしりが前に滑って腰痛が悪化しがち。

アームレスト

COFO 3Dアームレスト (上下・前後・回転: 外側180°まで)
AIMChair 4Dアームレスト (上下・前後・左右・回転)
シルフィー 4Dアームレスト (上下・前後・左右・回転) または固定肘・可動肘

COFO Chair Pro 23Dアームレスト (上下・前後・回転: 外側180°まで)
AIMChair4Dアームレスト (上下・前後・左右・回転)
シルフィー4Dアームレスト (上下・前後・左右・回転) または固定肘・可動肘

COFOのみ3Dですが他にない180度回転がついていたり、調整も多段階で大きめの僕でも(178cm)圧迫感などはないので機能不足には感じず、快適性がある。

AIMChairは最低位置が低く机と干渉が起こりにくい調整が可能なので、前傾姿勢をとる事が多いゲーマーにフィットするなと感じる。

シルフィとCOFOは最低位置はAIMChairより高めなので、椅子の高さや机の高さによっては注意が必要だが、そもそも全台外すことが可能なのであまり使用しない場合は使わない選択肢をとっても良い。

リクライニング

COFO Chair Pro 2最大127° (4段階ロッキング)
AIMChair最大123° (4段階ロッキング)
シルフィーシルフィー 前傾10°、後傾23°、4段階固定、強弱調整

シルフィーのみ前傾があり、前傾姿勢のときに使用することができるが、座面も当然前傾になって滑り落ちそうな感覚があり、個人的にはあまり実用的ではない。

後傾はどれも大きく差はない。

COFOの最大の利点としてフットレストが標準付属してくることで、リクライニング時に使用することで非常にリラックスした体勢で休むことができる。

ヘッドレスト

COFO Chair Pro 2上下・前後・角度調整
AIMChair高さ調節可能
シルフィー可動ヘッドレストの場合は高さ・角度調節可能

全機種ヘッドレストはあり(シルフィーはオプション)で、高さや角度調整は可能。

AIMChairは角度調整はないものの、高さを変えれば実質当たる角度も変わるので、個人的にはあまりデメリットにはなり得ないのではと感じる。

COFOは角度前後上下の調節ができ汎用性は高い反面、一部六角レンチが必要なので手軽ではない。背面の高さを数段階すぐに調整できる機能があるので、そちらで合わせるというのも手である。

結論

座面の快適性と豊富なオプション → シルフィ

腰痛持ち向け、多機能マン → COFO Chair Pro 2

バランス型優等生 → AIMChair

というのがざっくりとしたイメージかなと思います。

AIMchairの全体的感想

AIMChairは全体的なバランスが取れた優等生タイプ。多くの方にオススメできると思う。個人的には価格が上がっても全体的にあともう一歩欲しいなと感じた。長時間座っていると下の硬いところに当たっているような感覚がしてくるので、座面のクッション性がシルフィぐらいあると神かもしれない。待ってます。

シルフィの全体的感想

やはり座面が良い。おしりが痛くなったことがない。オプションを減らせばある程度手頃な価格で、この快適性なのはすごい。ランバーと背中のサポートはもっと欲しい…

COFO Chair Pro 2 全体的感想

ランバーサポートが快適すぎる。僕みたいに腸腰筋を痛めているタイプは、こういったサポートが有るだけで腰痛を減らせる…個人的には座面のメッシュが固くてすぐにおしりが痛くなってしまう。Premiumだと違うのかもしれないが、できれば座面ウレタンタイプが欲しい。

ABOUT ME
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Device Reviwer / Composer / IT Engineer
本職はインフラ/セキュリティエンジニア。 並行して作曲活動、デバイスレビュー、インテリアデザインなども行っております。 2024年より本格的にSNSにて、デスク/ルームセットアップやデバイス関連のレビューの投稿をはじめ、暮らしを彩る情報を発信しております。 2025年に本ブログ「しとらするーむ」を開設。
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