Fluxシリーズの進化系最新作「Wuque Studio Diamond HE」レビュー

こんにちは、c1trusです!

今回はWuque Studioの磁気スイッチFluxシリーズの最新作、
「Diamond HE Heart of the Ocean/Cullinan」をレビューします。
今までのFluxシリーズと少し構造が異なるDiamond HEを、
打鍵音比較動画を交えながら、詳しく見ていきましょう。
※レビューにあたりWuque Studio様よりご提供いただきました。
打鍵音・打鍵感

まずは動画で音を確認してみてください!
ビルドはUR Studio M1Xでガスケットマウント、FR4プレートになります。
Heart of the Ocean
音の高さは中~高域です。
音の余韻がありClackyで小気味よさがありつつ、かつ少し響く感じがあります。
音量は大きめ。
少しトップアウトとボックステム系特有の共鳴が少々気になります。
打鍵感は非常にスムーズで、擦れる感じや擦過音はありません。
軸ブレもかなりタイトで、他のFluxシリーズよりも少しタイト。
Cullinan
音の高さは中域で、Deep Clackyと近しい音の高さ。
ミュートされ気味の音色で小気味いい音です。
音量は中程度。
ボトムアウトとトップアウトの一貫性があまりなく
少しトップアウトとボックステム系特有の共鳴が少々気になります。
打鍵感は非常にスムーズで、擦れる感じや擦過音はありません。
軸ブレもかなりタイトで、他のFluxシリーズよりも少しタイト。
スペック・構造

WS Flux Diamond HEのスペック比較は以下となっています。
| 項目 | Heart of the Ocean | Cullinan |
|---|---|---|
| Top Housing | Light Blue Transparent PC | Fully Transparent PC |
| Stem | Light Blue POM | Transparent PA12 |
| Light Guide Column | Frosted Transparent PC | Transparent PC |
| Bottom Housing | Light Blue Transparent PC | Fully Transparent PC |
| Spring Diameter | 6.65 mm | 6.65 mm |
| Spring Length | 23 mm | 23 mm |
| Magnet | 3.6 mm Center Large Magnet | 3.6 mm Center Large Magnet |
| Initial Force(初期荷重) | 35 ± 5 gf | 35 ± 5 gf |
| Bottom-out Force(底打ち荷重) | 45 ± 7 gf | 45 ± 7 gf |
| Total Travel(全ストローク) | 3.50 ± 0.10 mm | 3.50 ± 0.10 mm |
| Initial Magnetic Flux(初期磁束) | 130 ± 15 Gs (PCB 1.2 mm) | 115 ± 15 Gs (PCB 1.6 mm) |
| Bottom-out Magnetic Flux(最大磁束) | 750 ± 70 Gs (PCB 1.2 mm) | 635 ± 50 Gs (PCB 1.6 mm) |
| Switch Type | Linear(リニア) | Linear(リニア) |
| Switch Lifespan(耐久性) | 1億回(100 Million Keystrokes) | 1億回(100 Million Keystrokes) |
| Sound Profile(打鍵音) | Deep Thock(深く響く音) | Muted(静かな音) |
基本的に金型や構造は同じです。
違うのは素材の配合が主であり、そこの違いで音に変化でています。
そのため精度面に関しては基本的にどのスイッチもほぼ変わらず、
非常に高い精度を誇ります。

0.01mm以下でもプロファイルが存在し、キャリブレーションがしっかりされていれば、使用可能です。
ステムは他のFluxシリーズ同様8角形の特殊な形をしており、軸ブレで有利とされる四角形のボックステムよりも、ワブルが少なくなるように設計されています。
ただステムの形及び磁石に結構変更が加えられています。


お分かり頂けますでしょうか?
頂点に4つの突起があり、ここがボトムハウジングのレールのようなところにハマるような構造で、さらにワブルが少なくなっています。
磁石の面積を2倍に拡大し、磁束が30%向上(130GS)し、
より高速な反応が可能になっています。
また真ん中のステムのポールが磁石よりも上に出ており、
こいつが底打ちするような形に見えます。

ロングポールのメカニカルスイッチのような当たり方をするように見えますね。厳密には磁石が入っているので感触や音は少し異なります。
スプリングの長さも23mmとかなり長くなっていますね。
ロングスプリングであり、
荷重の変化はそこまで大きくなく、底打ちも硬すぎません。


ディフューザーがDiamond HEは一体型となっており、2箇所あるので向きを気にせず装着可能。ハウジングも透明なのでLEDが透けやすいですね!
トラベルの実測値は3.5mm。

ルブもステムに適度になされていますが、トップアウトを落ち着かせるなら、
もう少しハウジングかステムにルブすると改善が見込まれます。
最後に

今回は『Wuque Studio Diamond HE シリーズ』をレビューしました。
今までのFluxと同じくタイピングとインゲーム性能を、
高い次元で両立している磁気スイッチだと感じます。
新たな構造を取り入れさらに進化もしています。
気になる点としては、以下です。
- ボックスステム系特有のトップアウト音の反響が少し気になる
- メカニカルスイッチのような底打ちかと近しい部分はあるが惜しい
- 非常に高価でキーボードが変えてしまう値段である

打鍵音も、インゲームでの精度もどちらも手放せない方は要チェック!
商品リンク
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