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ProやHaloとの違いは?「BenQ ScreenBar Halo2」使用レビュー

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はじめに

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こんにちは!c1trusです。

今回はBenQのモニターライト「ScreenBar Halo2」をレビューしていきます。

これまでに、ScreenBar Halo/Screenbar Proを日常使用してきました。
そこら辺との比較を含め、ScreenBar Halo2の魅力に迫っていきましょう。

※レビュー作成にあたり、BenQ様から商品をご提供いただきました。

主な仕様

主な仕様
  • 中央照度1000ルクス以上
  • 照明範囲が85cm x 50cm(≧500ルクス)
  • 2,700K~6,500Kの範囲で25K刻みで色温度をフロントとバック分けて調整可能
  • 明るさは1%刻みで、フロントとバックを分けて調整可能
  • バックライト搭載
  • ワイヤレスリモコンあり
  • 自動調光、点灯、消灯あり

メリットとデメリット

メリット
  • Haloに比べて照明範囲が大きく広がる(Proとは同一程度)
  • 背面ライトがHaloに比べ大きく、トリプルカーブ採用でより広範囲照明になった
  • 明るさや色温度の調整がPro/Haloに比べて格段に細かく可能
  • リモコンが電池式からUSB-C充電式に変更、ディスプレイも搭載した
  • フロントライトとバックライトの個別制御が可能になった
  • Haloになかった、自動調光・点灯・消灯あり(Proと同等)
デメリット
  • 背面ライトが思ったより大きく圧迫感がある
  • 背面ライトが意外と下まで照らせないので輝度差は感じる
  • リモコンスペースがデスクに必要
  • ライトシルバー、ホワイトモデルがない

照明について

フロントライト

メーカー公称値は照明範囲が85cm x 50cm(≧500ルクス)となっています。

一般的な事務作業(書類作成、PC作業)は300ルクス以上が最低限とJIS基準で言われている中、広範囲を500ルクスで照らすことが可能です。300ルクス範囲だと115cm x 60cmなので、小さめのワークデスクなら余裕で覆えてしまいます。

奥行き70cm、横幅160cmのデスクで使用していますが、
手前は自分の手元までかなり明るく、横も正直机の端のまである程度明るいです。

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100%の明るさだと眩しすぎるぐらい明るく、明るさを50%に絞ってもこのサイズのデスクならモニターライトのみで夜でも作業可能です。

設置したデスクの様子

照明範囲や輝度面ではScreenBar Proとはさほど印象に差はないです。
Haloと比べると段違いに広く明るくなった印象があります。

光源が目に入ることもなく柔らかな光で、
モニターへの映り込みもないので、反射や光によって疲れることはほぼないです。

またこれが結構大事なのですが、
演色性が高く、Ra≧95 / Rf≧96が公称値となっています。

演色性って?

人がモノの色を正しく見ているのは、太陽光の下での色を基準にしているからです。演色性とは、人工の光(照明)が、その太陽光と比べてどれだけ「色の見え方」を正確に再現できているかを表します。

演色性が低いほど、照らされたものは自然な色には見えず違う色に見えてしまいます。

つまり演色性が高いと、そのもの本来の色が見えやすくなり、
クリエイティブ作業に非常に役立ちます。

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フロントライトの出来栄えはピカイチだと思います!

バックライト

また大きめのトリプルカーブ型バックライトが付いており、
モニター裏の間接照明として利用することが可能です。

本体とバックライト

バックライトにはモニターの輝度と周囲の輝度差を埋める効果があり、
モニターの輝度を大きく挙げずとも黒レベルの見え方が引き締まって見えたり、
文字なども読みやすくなります。

ScreenBar Proにはバックライトはありません。
Haloは付属していますが、範囲が狭くあまり大きく照らすことができませんでした。

Halo2のバックライトは大きくなり、トリプルカーブ型を採用することで
Haloに比べ広い範囲を照らすことができるようになり実用性がかなり上がったと思います。

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ただ大きくなったので、結構無骨で圧迫感を少し感じます。

また照明範囲が広がったものの、モニターサイズによっては下側を照らせず思ったよりも効果が得られないなと感じました。

設置の写真ではモニター裏にテープライトを仕込むことでこの問題を回避しています。

色温度と明るさの比較

色温度2700Kと6500Kの比較は以下になります。
25K単位で調整が可能です。

2700K
6500K

明るさ1%と100%の比較は以下になります。
1%単位で変更可能です。

1%
100%

コントローラーと操作について

Proはモニターライト本体での調整ですが、Haloシリーズは無線リモコンが付属します。

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今回は前作とは異なる点もいくつかありますので、順番にご紹介していきます。

ディスプレイ搭載

色温度、バックライト/フロントライトの明るさが、
ディスプレイ上に数値で表示できるようになりました。

温度計のマーク

色温度を調節可能。
タッチしてダイヤルを右に回すと温度が高く、左に回すと低くなります。

太陽のマーク

明るさの調整が可能です。
タッチしてダイヤルを右に回すと明るく、左に回すと暗くなります。

矢印のマーク

フロントライトのみ、バックライトのみ、両方の3種類を選択可能。

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バックライトのみにすると、バックライトだけ色温度や明るさが調整可能になります。フロントライトのみにすると、フロントだけ色温度や明るさが調整可能です。

つまり個別制御が可能ということですね!
両方にすると連動して調整も可能です。

電源マーク

電源のON/OFFです。
後述の自動消灯と点灯が便利なので、あまり使わないかもしれません。

ハートマーク

お気に入りのライティング設定を保存して、呼び出すことが可能です。

太陽のマーク(真ん中にA)

自動調光機能です。
ワンタッチで推奨照度500ルクスに到達するように調整してくれます。

人のマーク

人感センサーです。
自動消灯と点灯が可能になります。

超音波感知センサーは正面前方の60±10cmの円錐形範囲内で動くものを感知するそうで、
デスクに座ると点灯し、離れると数分後に消灯するので、電源を触ることがありません。

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電源を意識しなくて良いのって、思った以上にストレスフリーなので確実にあったほうが良いです!

リモコンがUSB-C充電式に

Haloでは電池式だったリモコンですが、今作ではUSB-Cの充電式に!

取り替える頻度は高くなかったものの、
時代的にいつも単4電池を揃えていないことがあるので、非常に助かる変更点です。

また、充電は一度で約3か月使用可能です。

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デスクにある充電コードでサッと充電できるのは最高!

さいごに

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今回はBenQ ScreenBar Halo2について詳しく見ていきました!

確実に前世代よりも進化を遂げ、効果も利便性も上昇したと感じさせてくれる製品でした。

ScreenBar Proとの棲み分けは、

  • 細かい調整の有無
  • リモコンを必要と感じるかどうか
  • バックライトが必要か

以上3点で正直なところ好みの問題が大きいように思います。

ScreenBar Haloからは何もかも進化しているので、値段面以外で前世代を選ぶ意味はないかなと思います。

個人的なHalo2の課題点としては、

  • バックライトの角度調節やサイズ
  • カラーバリエーション

以上2点かなと思います。

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モニターライト無し生活は考えられないので、皆さん是非…!

また、どのモニターライトがおすすめかを質問に答えるだけで教えてくれるツールも公開されていますので、ぜひ参考になさってくださいね!

商品リンクなど

Halo2

https://benqurl.biz/48JaYnL

Pro

https://benqurl.biz/4n733E1

Amazon商品ページ

https://amazon.co.jp/dp/B0DK59YKRS

楽天商品ページ

https://item.rakuten.co.jp/benq-directshop/lighting-screenbar-halo2/

モニターライト診断ツール

https://benqurl.biz/lightfinder_jp

ABOUT ME
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Device Reviwer / Composer / IT Engineer
本職はITエンジニア。 並行して作曲活動、デバイスレビュー、インテリアデザインなども行っております。 2024年より本格的にSNSにて、カスタムキーボード/デスク/ルームセットアップやデバイス関連のレビューの投稿をはじめ、暮らしを彩る情報を発信しております。 2025年に本ブログ「しとらするーむ」を開設。
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