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【PR】新たな定番左右対称ゲーミングマウス「Ninjutso Ten / Ten Air」徹底レビュー

c1trus

はじめに

c1trus
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こんにちは、c1trusです!

今回はNinjutso Ten / Ten Airをレビューします。

結論としては、
G PRO X SUPERLIGHTやViper V3 Pro、Maya Xなどの、
最近流行りのミディアム~ラージサイズの、
左右対称マウスの新たな選択肢となる製品でした。

そのあたりを詳しく解説していきたいと思います。

またレビューにあたり、
Ninjutso Japan様より商品をご提供頂きました。

形状

幅 64mm x 全長 124mm x 高さ 39.5mm で、
ミディアムからラージに分類できる、
左右対称ゲーミングマウスです。

持ち方としては、
つまみ/つかみ/かぶせのどれでも対応できるかと思います。

形状はクローンではないですが、
ざっくり言うとLogicool G Pro X Superlight の
トップから前方が少し低くなった形状
をしています。

持った感覚は近く、手に馴染みのある形状です。

センサーポジションは、ややリア寄りで、
深めのつかみ持ちだと親指より少し後ろに来るぐらいとなります。

近年はフロントセンサーが流行りですが、
フロントセンサーは振られすぎて苦手な人にとって
リアセンサー左右対称マウスの1つの選択肢になりそうです。

横から見ると、G Pro X Superlightと違って
一番高いところが真ん中よりちょっと後ろに来ており、
前にかけて直線上に傾斜するような形となっています。
※G Pro X Superlightが今手元に無いため、写真はVV3Proです

一方でG Pro X Superlightは、
ちょうど真ん中にトップが来て、
前後に円を描くような、なだらかな傾斜です。

なので手のひらに当たる感覚や、
つかみ持ちしたときの指の余裕などに差異が出てきます。
どちらかと言うと、この辺はLamzu Maya Xに似てますね。

側面の形状はかなりG Pro X Superlightに似ていると思います。
大きなクビレはなく真っ直ぐですが、Maya Xほど真っ直ぐではなく
なだらかなクビレがあります。

c1trus
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総合すると、側面はG Pro X Superlight、トップはMaya Xみたいなイメージが近しいですかね!

非常に万人に受け入れられやすい形状であり、
あたりハズレが少ない形状であると同時に、
大きな特徴はなく感動は少ない、
万人の80点を目指すような優等生形状に感じます。

Ten/Ten Airの違い

Ten/Ten Airは形状や性能は同じですが、
バッテリー容量、重量が異なります。

本体重量

Tenは53g、Ten Airは45gとなっています。

バッテリー

Tenは500mAh、Ten Airは300mAhです。
カタログスペックではTENが140h、Ten Airが95hとなっています。

シェル

大きめのサイズ感で軽量化を目指していますが、
Ten / Ten Airともに穴無しです。

強く押してもTenはたわむことはないです。
Ten Airは場所によって多少たわみますが、プレイには支障はありません。

裏面はTen/Ten Airともに、強めに押すとたわみますが、
プレイ中にそのような圧がかかることもないので、
こちらも問題ないです。

穴無しでそれなりに軽量な、
作りの良いマウスを探しているのであれば、
いい選択になるマウスだと思います。

コーティング

人によっては若干滑る人はいると思いますが、
滑りやすいってほどではないです。

OP1のように明確に滑りにくいと感じるコーティングはないので、
そこは注意が必要かと思います。

同じコーティングではあるらしいのですが、
Ten Airのほうがちょっと滑りやすい気がします。

c1trus
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個人的にはサイズも大きめでホールドされやすく、
特にグリップテープが無くても問題はありません。

メインボタン

HyperClickと呼ばれるテクノロジーが搭載されており、
ONにすると非常に低遅延で、ダブルクリックの心配がないらしいです。

クリック感は、はっきりとしたCrispyな押し心地とサウンドで
適度な重さとリバウンドがあり指切りしやすい
ですね。

プリトラベルはほぼ無く、指に力を入れると反応します。

ある程度ポストトラベルは確保されているので、
詰まった感じがすることもないです。

サイドボタン

サイドボタンの位置は、ちょっと前方にある印象です。

深めのつかみ持ちでも
前方後方ともに指は届き操作は問題ないです。

ただ、Viper V3 Proとかが絶妙に感じる方は、
若干前側が押しづらい可能性ありですね。

クリックは明瞭で、軽めです。
プリトラベルが多少あり、多少ふわっとした感覚はあります。

ホイール

明瞭なノッチ、ステップ感があるホイールで、
標準~ちょっと重めぐらいです。

c1trus
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ホイールを多用する場合、ちょっと重いと感じるかも。

上下どちらも感触は変わらず、
異音や通常使用範囲内で気になるガタつきもないです。

ホイールクリックが、かなり硬めだと思います。
メインクリックとの差があります。

ホイールにピンなどを入れてると、
押すのに力をかなりいれる必要があり、
通常の操作に戻る際バランスを失いがちなので、
ここは好みが分かれると思います。

マウスソール

はじめはマウスソールなしで梱包されています。

近年は汎用ソールも充実しているので、
非常に良い配慮だと思います。

付属でPTFEの大判と丸型のソールがついてきますので、
好みに合わせて装着しましょう。

布だと気にならないですが、
割と薄めで、柔らかいので、
ガラスだとすぐ削れる恐れはありますね。

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ソールガイドは低めなので、
薄めの汎用ソールでも問題なく使えると思います。

ソフトウェア

Webドライバーローカルのソフトウェア「Ninjaforce」に両対応となっています。

まずは有線で接続して、
レシーバーと本体のファームウェアをアップデートしておきましょう。

かなり明瞭なUIなので、初見でも問題なく扱えると思います。

ボタン機能の割り当てを変更することが可能です。
プロファイルは3個まで保存可能。

DPIは4段階で変更可能。

ポーリングレートは8k対応です。
LoDは3段階(0.7mm 1mm 2mmだと思われる)ですね。

センサーの角度調整がついているので、
少し斜めに持っている人などは調整できて非常に便利。

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角度調整できるマウスは多くはないので、
新たな選択肢が増えたことは非常に喜ばしいですね。

センサー

PixArt共同開発のAIMNINJAセンサーを搭載しています。
最大30,000DPI、省電力設計、角度調整機能付き。

c1trus
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いつも思うんですけど30,000DPIって誰が使うんですかね?

明記されていないので、おそらくですが
PixArt3950に改良を加えたものだと思います。

LoDもUltra Low/Low/Mediumですが、
上記から考えると0.7mm/1mm/2mmだと思われます。

さいごに

今回はNinjutsoの新作左右対称マウス、
Ten/Ten Airを詳細に見ていきました。

品質や性能も高く、形状も万人に受けられやすい形で、
定番左右対称ゲーミングマウスに新たに仲間入りしそうなマウスです。

重量にラインナップがあったり、回転機能があったり
痒いところに手が届く仕様です。

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値段も90ドル前後なので、昨今のハイエンドと比べると
お求めやすい価格なのもグッドですね!

気になる点は以下でした。

  • ホイールクリックが硬すぎる
  • コーティングが人によっては滑る

大きめの左右対称マウスを探している人にとっては、
試して損無しなマウスとなっていますのでぜひ!

ABOUT ME
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Device Reviwer / Composer / IT Engineer
本職はITエンジニア。 並行して作曲活動、デバイスレビュー、インテリアデザインなども行っております。 2024年より本格的にSNSにて、カスタムキーボード/デスク/ルームセットアップやデバイス関連のレビューの投稿をはじめ、暮らしを彩る情報を発信しております。 2025年に本ブログ「しとらするーむ」を開設。
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