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人気ロープロファイルメカニカルキーボード4種徹底比較!【2025/4版】

c1trus
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迷われている方も多いと思う、4種類の人気ロープロファイルメカニカルキーボード手に入れたので、機能やデザイン、打鍵感や打鍵音などを比較していきます!

比較機種について

以下の4機種を比較していきます。

  • Lofree Flow
  • IQUNIX MQ80
  • Lofree Flow Lite
  • NuPhy Kick75
Lofree Flow
IQUNIX MQ80
Lofree Flow Lite
NuPhy Kick75

各デバイスのスペックについて

スペックIQUNIX MQ80Lofree FlowLofree Flow LiteNuPhy Kick 75
レイアウト80% (84キー)84キー / 100キー84キー / 100キー75% (80キー)
接続方式有線 (USB-C)
Bluetooth
2.4GHz
有線 (USB-C)
Bluetooth
有線 (USB-C)
Bluetooth 2.4GHz
有線 (USB-C)
Bluetooth
2.4GHz Wireless
ホットスワップ対応対応対応対応
キーキャップ素材PBTPBT PBT + PC Double ShotPBT
スイッチKailh POM Gold Red (リニア)Kailh GHOST/PHANTOM (リニア/タクタイル/クリッキー)Lofree x Kailh POM (リニア) / Specter (リニア)NuPhy Nano (Low Profile) / Nano Max(High Profile)
ポーリングレート1000Hz (有線), 125Hz (ワイヤレス)1000Hz (有線), 不明 (ワイヤレス)1000Hz (有線/2.4GHz), 125Hz (Bluetooth)1000Hz (有線/2.4GHz), 125Hz (Bluetooth)
アンチゴースト/Nキーロールオーバー対応対応対応対応
RGBバックライトありありホワイトあり
バッテリー容量4000mAh (~350時間)2000mAh / 3000mAh (~40時間)2000mAh / 3000mAh (~80/100時間)2500mAh / 4000mAh (~294時間)
マウント方式Le-Tray Gasketガスケットガスケットガスケット
筐体素材CNCアルミニウムアルミニウム合金ABSPC
サイズ321 x 124.5 x 27.5 mm84キー: 316 x 126 x 24.5 mm / 100キー: 373 x 126 x 26 mm84キー: 316.8 x 138 x 23.5 mm / 100キー: 374.5 x 138 x 23.5 mm333.0 x 143.3 x 28.9/33.6 mm (Low/High)
重量1180g84キー: 568g / 100キー: 738g84キー: 550g / 100キー: 658g877g / 1009g (Low/High)
VIA対応対応非対応非対応(Lofree Key Mapperあり)対応モデルのみ
技適取得済み取得済み取得済み輸入モデルはなし

各キーボードのメリット/デメリット

IQUNIX MQ80

メリット
  • CNCフルアルミケースによる高級感のある質感とアルミケースによる良好な打鍵感
  • IQUNIX独自のLe-Trayガスケットマウント設計による心地よい打鍵感
  • Kailh Full POM Gold Red スイッチを採用しており、スムーズでノイズのない心地よい打鍵音
  • Tri-Mode接続(BT, 2.4GHz, 有線)
  • VIA対応
  • Mac/Win対応
  • 品質の良いPBTキーキャップ
  • フローティングデザインで映えるRGB
  • ホットスワップ対応
デメリット
  • 重量が競合製品よりもあり、持ち運びがしづらい
  • ロープロにしては若干高さがある
  • 角度調整が不可

Lofree Flow

メリット
  • フルアルミケースで高級感のある本体と、良好な打鍵感
  • 品質の良いPBTキーキャップ
  • ガスケットマウント設計による心地よい打鍵感と打鍵音
  • Kailhと共同開発したスイッチの品質が高く良好
  • Mac/Win対応
  • ホットスワップ対応
デメリット
  • 有線とBTのみで2.4GHzには非対応
  • VIA非対応で、キーリマップも不可
  • 角度調整不可

Lofree Flow Lite

メリット
  • 軽量なABS樹脂使用のケースで持ち運びやすい
  • 豊富なカラバリ
  • ガスケットマウントによる良好な打鍵感
  • LofreeとKailhが共同開発したPOM素材の高品質スイッチ採用
  • Tri-Mode接続が可能(マルチペアリング対応)
  • WindowsのみLofree Key Mapperでキーリマップ可能
  • 角度調整が可能
デメリット
  • 打鍵感や打鍵音は特出して良くはない(薄っぺらさを感じる)
  • VIA非対応、Macでのキーリマップ不可

NuPhy Kick75

メリット
  • ロープロとノーマルを切り替えられるハイブリッド設計
  • 8bitなスタイルを採用した個性的なデザイン
  • ガスケットマウント採用による、良好な打鍵感と打鍵音
  • Tri-Mode接続
  • 高品質でスムーズなNuPhy Nano スイッチを採用
  • VIAか専用ドライバでキーリマップ可能
  • Mac/Win 対応
  • 角度調整可能
デメリット
  • プロファイルの切り替えは分解する必要があるので気軽にできない
  • 打鍵感と打鍵音は良好だが、静音よりのスコスコした感じなので好みが分かれるかも

打鍵音比較

どれもスイッチの擦れなどはほぼなく、トップアウト音もボトムアウト音も良好に感じました。
FlowLite、Kick75は若干スタビライザーの金属音はあるかなと言った程度でそのあたりも気にならないです。

Lofree FlowとIQUNIX MQ80が個人的に好みですが、この2つの差はあまりなく、硬質な打鍵感を好む方はMQ80、柔らかめが好きな方はFlowかなと思いました。

FlowLiteは若干ペチペチ感がありますが概ね良好、Kick75はスコスコ静音感がありますが心地いいかと言われる個人的には少し微妙です。

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個人的な好みはIQUNIX MQ80 > Lofree Flow > Lofree Flow Lite = NuPhy Kick75って感じです!

結論

どれも品質は良く、打鍵感や打鍵音に優れています。

しかし機能や価格などを考慮して考えると、まず一番の選択に上がってくるのはIQUNIX MQ80が第一候補になるかなと思います。

価格が2万2000円程度でちょうど中間あたりですが、打鍵感と打鍵音はトップを取れる出来栄えで、機能に関しても他に足りなかった点がほとんど補えているので後発の強みを活かした製品になっていると思います。

また持ち運びを前提とするのであれば、Lofree Flow Liteが第一候補かなと思います。
価格もこの中では安く、重量も軽い、Lofree Flowよりも機能は多く打鍵感も良好なので、あえてここでLofree Flowを選ぶ意味はないかなと思いました。

c1trus
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据え置き利用ならIQUNIX MQ80
持ち運びならLofree Liteと覚えて帰ってください!

Kick75も面白みに溢れた製品で品質も良く、見た目もY2Kな感じがあって好みに刺さればとてもいい製品だと思います。

Lofree FlowもFlow Liteの上位の位置づけだけあって打鍵感や打鍵音はとても優れて好みですが、機能面での差が大きくもったいないなという印象です。個人的にはVIA対応、Tri-Mode接続のFlowが出ればトップに返り咲けそうだなと思います。

ABOUT ME
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Device Reviwer / Composer / IT Engineer
本職はインフラ/セキュリティエンジニア。 並行して作曲活動、デバイスレビュー、インテリアデザインなども行っております。 2024年より本格的にSNSにて、デスク/ルームセットアップやデバイス関連のレビューの投稿をはじめ、暮らしを彩る情報を発信しております。 2025年に本ブログ「しとらするーむ」を開設。
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